大学受験にとって,一部の大学を除き,ほとんどすべての大学の入試問題には古文が出題されています。もちろん,センター試験では,毎年必ず第3問で古文の問題が出題されています。
特に,近年,センター試験の古文問題は長文化傾向にあります。
しかしながら,受験生(特に現役生)にとって,古文はわけがわからずほったらかしにしがいがちな科目です。そのため,受験生の大半は古文が苦手科目になっています。
これでは,せっかく英語などのそのほかの科目を頑張って勉強しても古文で足を引っ張ってしまって全く意味がありません。
「じゃあ,古文はどうやって勉強したらいいの??」受験生のそんな疑問に少しだけお答えしようと思います。
1 まずは古文単語を覚える!
古文といっても一応は日本語です。
しかし,あまりにも現代語とかけ離れているため,どう見ても日本語とは思えず外国語にしか見えません。
そうすると,必然的に単語を覚えなければならなくなります。
じゃあ,古語辞典の単語をすべて覚えなければならないの?というとそうではありません。重要単語だけをきちんと覚えるのです。
2 基本的な古文文法をおさえる!
古文には,現代語とは異なった文法がいくつかあります。
特に,動詞や助動詞といった分野は現代語とかなり異なっています。
これらの文法事項は,大学入試でよく問われるものがたくさんあります。もちろん,センター試験においても毎年必ずといっていいほど文法問題が1問出題さ れています。
この文法問題は,特に私大の入試によく出題されています。
古文講座の更新が遅くなってしまい申し訳ありません。
ですので,さっそく今日の内容に入っていきましょう!!
本日のお題は「係り結びの法則」です。
これは,簡単に中学校でも習っているので,中学生の皆さんも参考になると思います。ですので,是非最後まで読んでみてください!!
では,この係り結びの法則のポイントをあげておきます。
1 係助詞をおさえる!!
2 係り結びの法則をおさえる!!
以上の2つが基本となります。高校生はこれに加えて「や」・「か」の意味も押さえておきましょう!!
では,まず係助詞の種類には何がありましたか??全部で7つあるんだけど頭に浮かんできますか??もし,すぐにこたえられないのであれば,今すぐに覚えること!!
係り結びは,「ぞ・なむ・や・か・こそ」(中学生はこの5つを覚える)「は・も」の7つです。
いいですか?しっかり覚えて頭に叩き込んでくださいね。
次に係り結びの法則です。
これもしっかり覚えなければなりません。大学入試にもよく出てきますよ。受験生はさっと答えられないとやばいですから,すぐに覚えてくださいね。
「ぞ・なむ・や・か」 → 連体形
「こそ」 → 已然形
文章中にこの言葉が出てきたら文末を必ずチェックしてくださいね!
以上が係り結びの法則です。古文には,このような独特の法則があるんです。これを一つ一つしっかりと押さえていくことが合格への近道となりますので,しっかり頑張ってください。
中学生・高校生の皆さんは,国語の勉強ってどうやってますか??
「特別何か勉強したりしてるわけじゃない」,「とりあえずワークとか問題集をやってるだけ」なんて声が聞こえてきそうですが・・・
高校生であれば,ここでは現代文の勉強法についてアドバイスします。
中学生の皆さんもよく聞いてくださいよ!!もちろん,小学生でもこの勉強法で頑張れば国語の力は伸びますよ。
① まず,国語(現代文)にとって重要なことは,指示語をきちんととらえること
です。その指示語が何を指しているのかが分からないと,その文章の意味を理解
したことにはなりません。これが当たり前のようでできていない。
② 次に,説明文であれば筆者の主張をとらえること。せっかく本を書いてみんな
に読んでもらうんだから,何かしらその本を書いてる人は言いたいことがあるは
ずですよね!?それをきちんととらえなければなりません。
③ 物語であれば,登場人物とその心情をきちんととらえること。この心情をとら
えるときは,会話の部分やそれ以外の部分を注意深く読みとらなければなりませ
ん。
以上の3点を基礎にして,国語(現代文)の文章を読んでいってください。この3点が分からなければ,何度読んでも構いません。
皆さんがんばってください!!